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交換によってもたらされるもの

11月は有人知人の結婚式ラッシュ。
披露宴が2回と二次会が1回。

ふと思ったのは
「指輪の交換って何だろう」ってこと。


交換の本質は等価交換にある。
同じ価値の物が行ったり来たりする。
そこでは新たな価値が産まれたり増えたりしない。
それはまさに経済活動と同じである。

子供の頃「景気がいい」という言葉を
貨幣の物質的な量が増えている状態を指すのだと
勘違いしていた。
いつの頃からか「景気がいい」という言葉を
交換の速度が早い状態だと解釈するようになった。
しかし等価交換が繰り返されることで
なぜ景気が良くなるのかは分からないまま。


指輪の交換を見たり
交換に付いて書かれた言葉を読んで感じたのは
私達を交換に駆り立てるものは何か、という疑問。

交換が何かを生み出すのではない。
交換に付帯する何ものかに意味がある。
交換が加速すれば付帯する何かも増殖する。

人間はその事を無意識のうちに分かっているから
交換の加速に駆り立てられるのではないか。


以下に南洋での装飾品交換の儀式「クラ儀礼」
について書かれた文を引用する。

クラ交易そのものは経済的交易ではない。
だが、クラの機会に、島々の特産品の交換が行われ、情報屋ゴシップがやりとりされ、同盟関係の確認も行われ、クラが必要とする遠洋航海のために造船技術、操船技術、海洋や気象に関する知識、さらには儀礼の作法、政治的交渉のためのストラテジーなどを参加者達は習得することを義務付けられる。つまりクラ交換という何の富も生み出さない無限交換プロセスにおいて、「外部の富」は、共同体のネットワーク形成と儀礼参加者達の成熟というかたちで世界に滲出しているのである。
(略)
経済合理性で人間的諸活動の有用性を語る人々が構造的に見落としているのは、経済合理的に考量できるものは「富ではない」という事実である。



この「クラ交換」を「指輪交換」に置き換えても
文章の大事な部分は損なわれずに読むことができそうな
そんな風に思ったのでここにメモした次第で。

この続きについてはおいおい考えていくことになるでしょう。

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「大丈夫ですか?」の便利

できるだけマメに更新するはずが
気づいたら一週間以上あいてしまった。。。

つい最近、自分は未来を予知してしまうという
なかなかない体験をしたのだけれど。
そしてそれが時間を先取りすることと
関係があるのではないかという仮説をたてたのだけれど。

話が長くなるのでまた今度。


今回は書きためてあった別の話を。





最近思うのは、誰かを助けたい場合に
「大丈夫?」と聞くのは効果的でない、という事。
そう聞くと大抵「大丈夫です」と帰ってくるから。
大丈夫でも大丈夫でなくても
そう聞かれると反射的に「大丈夫です」と応えがち。

助けたかったらもっと具体的に聞かないといけない。
そちらの荷物持ちますか?とか
体調悪そうですけど座りますか?とか
忙しそうだから○○だけでも自分がやりますか?とか

大丈夫か大丈夫でないかは
体調が悪い時や仕事で忙しい時には判断が出来ない。
大きな答を求めるのではなくて
判断の規模を小さく細かく噛み砕いてやらないとけない。

インフォームドコンセントという考え方がある。
特に医療で使われるようになった言葉で
患者自身が治療方針について合意をしてから治療をする
というものであるらしい。
一見まともな考え方なのだけれど
診療を受ける時点では既にして痛みがあったり朦朧としたり
正常な判断力が低下した状態なのだから
「情報は与えたんですからあとは治療を受ける人の責任ですよ」
ってのもイマイチ不親切な気がする。

「大丈夫?」という聞き方をされた側には
インフォームドコンセントにも通底する
漠然とした不安感が残るように思う。
皮肉な事に「大丈夫?」という言葉がもっとも効果的なのは
「私はあまり真剣にあなたを助けようとは思っていない」
という意思表示する場合なのである。

というわけで自分は、仕事で忙しそうな人がいれば
「○○やりましょうか?」と声をかけるし
手伝わないで早く帰りたい日にはいやらしくも
「お手伝い大丈夫ですか?」と声をかける。

同僚がその辺を感じているのか、いないのか。
微妙なところだけれど「大丈夫ですか?」と聞くと
大抵の場合は「大丈夫です」と返ってきて
僕は無事に家路につく事になる。

便利だけれど
どこかおそろしい言葉である。

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先取りする時間の射程

時間を先取りする話の続き。
今回は一歩進んで自分の仮説を。

「先取りする時間の射程が長いほど、実現する可能性が高くなる」

単に想像するのとは違って時間を先取りすると
未来に起こる事がかなりリアル感じられる。
そこで起こる事実だけでなく
そこにあるだろう空気の匂い、
自分や周りの人の感情、
そんなことが手に取るように分かってしまう。

フォアワードとして活躍したラグビー選手が
数十メートルを独走してトライする時の感覚を
「トライをする事実があらかじめ決まっていて
そこに向かってリールが糸を巻き取られるように」
と表現していた。



と、時間の射程の話までいかないうちに
10分経ってしまったのでまた今度。
考えながらだと案外書けないもんだなぁ。

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山へ

ただいま午前9時。
そろそろ出かける時間なのだけれど
友人からの連絡がないので出がけの10分で続きを。

いつも仕事に追われている感じがあったり
恋人にいつも振り回されて不満に感じたり
そんな事があるのなら
それはあなたが時間的に遅れをとっているから。

時間を先取りすると
自分の後ろにできたわずかな時間的真空状態に
相手が吸い込まれてくるように自分を追ってくる。



ここまでかいたらメールが。。。

では山に行ってきます。

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10分で書けること


思考も停滞気味だし行動が後手に回っている感じ。

ちょいと視点を変えてみるために
できるだけ頻繁にブログを更新してみようかと。
そのかわり1回ずつを短く要点だけ書くことにして
補足はまた別の日にする方向で。

「10分で書けるだけしか書かない」と勝手に決めてみる。

では手始めに。

後手に回らない、という事。
時間を先取りする、という事について。

例えば武道で、例えば球技で、先(せん)を取ると必ず勝つ。
構造的に、絶対的に勝つ。

この先をとるというのは先に攻撃を仕掛けるという意味ではない。
相手より時間的に前をいく、とでもいうのかな。
相手を自分についてこさせる、
相手が自分にあわせて動くように仕向ける。


構造的に勝つために時間をコントロールする技術。
これが案外
仕事にも生活にも恋愛にも、
結構何にでも応用できるような気がする。



と、書いているうちに10分なのでまた次回。

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