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名もなきデザイン


綿棒.jpg

薬を塗るのに買ってきた綿棒のパッケージに
ふと見とれてしまったのです。
よく見るとがらの位置がひとつずつ違う。
たぶんエンドレスのパターン印刷で
生産性に考慮してるわけです。
グラシン紙を使ったのも
印刷適性と透過性とコストの
バランスの結果なのかな。

いわゆる格好いいデザインではないけれど
ぐいぐい僕を惹きつける。
名もなき人の仕事たち。

いやいや名前はあるんだろうけど
その名前は表に出てこない。
無名の仕事。

有名になりたいとか
こだわりのデザインとか
そういう欲と対極にある様な
機能性と生産性と責任感と
少しの「ダサさ」を感じさせるデザイン。
魅力的です。

ホントは僕の中にも
格好良く見られたい気持ちがあるわけです。
きっと綿棒を作った人にも。
でもその気持ちとは別のところで
責任を持って仕事を全うする。

チープな量産品に魅力を感じられるからこそ
パッケージデザインを生業にできるのです。

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